決着まで

痺れを切らした、私はメイの気を引くため
あたりを行ったり着たりしたけれど、無視され続けた。
猫は、猫に興味がある。
仕方ないので、家に戻って暖を取ることにした。
家に戻ると10:22.
最初に家を出た時間が8:30ごろだったので、2時間も外に居たらしい。
粘るなぁ。
家に居ても落ち着かないので、
ドライフード少々と猫じゃらしをもって出た。
家から決闘場まで、100メートル。
暗いので、遠くから猫は見えない。
近づくと居た。
まず、メイに猫じゃらし。
邪魔そうに手を出すが、意識は相手の猫。
次にご飯を差し出してみる。
少し食べて止めてしまう。
ご飯を相手の猫のほうへ移動させてみた。
相手の猫は、栄養の行き届いている風の、健康そうな猫。
薬局の隣の3階建てに住んでいる。
メイより若い。もう一匹はおかあさん?少し後ろで見守っている。
ご飯を出すと、子猫のほうが遠慮なしに食べ始めた。
メイは、少し驚いた風に、食べている側に寄るけど、手は出ない。
しばらくそのまま・・・。
子猫が食べるのを止めたので、残っているけどそのまま引き上げることにした。
メイを背中から抱き上げて、そのまま抱いて帰ってきた。
メイは、疲れると最後は抵抗しない。
本当は帰りたいくせに、自分から帰ろうとしないんだなー。
猫は中々めんどくさい。
家に戻ると、さっきの残りを食べた。おかわりもした。